リトルムーンCSR報告書2013-2014


リトルムーンでは2010年から,

使わなくなったヘアアクセサリーを(お客様を含む)日本全国から募り(※)、
途上国の貧困地域の少女に寄贈する活動
を行っています。

※ネットショップの利点を活かしクーポン機能を使用。 詳細 😕

2013年から2014年までヘアアクセ回収数は年間4,400個、累計で15,000個超となりました。

2013年は、従来の寄贈活動に加えて、

ユーズド・ヘアアクセサリーを使って、
カンボジアの雇用促進と奨学金支援


につながる仕組みの確立に注力しました。

具体的には、

ユーズド・ヘアアクセのうち、ハイクラスのものを
カンボジアで販売してスタッフの仕事を作り、
賃金を差し引いた残りを奨学金に回す
というもの?。

活動の全体像について






                       ↓↓↓ 画像の右下部分を、拡大


2013~2014年の活動を、クローズアップ


なぜユーズド・ヘアアクセサリーを販売するのか?


回収するヘアアクセにもいろいろレベルがあり、数年間の経験で分かったのですが、高いものは寄贈しても盗難にあったり生活のために売られてしまう実情があります。でもそれは逆に、高レベルのヘアアクセが途上国にないという意味でもあります。ならば、ハイクラスのものに関しては無理に寄贈するのではなく、販売すれば雇用も創出でき、現金として出来ることが増えるのでは、と考えました。ハイクラスでないものは、従来通り寄贈していきます。





寄贈から一歩発展させるきっかけを掴んだ./b>

縁あって知人の紹介で出会った、カンボジアでも有名な女性起業家ケムラ。彼女に、カンボジアでは珍しいと思われるハイクラスのヘアアクセを託し、現地の適性価格で販売してもらう事にしました。

彼女は日本の美容院での勤務経験もあり、現在はカンボジアで数少ないネイルサロンを複数立ち上げてている実業家。孤児へのヘアカットなども自主的に行っています。奨学支援先の選定も、知識や経験のある彼女からのアドバイスを受けています。

しばらくして、ケムラから「ヘアアクセサリーが売れた」との連絡が!少額とはいえ、カンボジア経済に寄与できた第一歩です。



“四方”よし。持続可能性のあるCSRを目指して。

WIN (ユーズドヘアアクセ回収活動の参加者)
WIN (寄贈を受けた発展途上国の少女たち)
WIN (カンボジア。雇用創出と自立支援)
WIN (参加者にクーポン発行→リトルムーンの顧客・売上拡大)※

みんながムリをせず続けられる。みんながちょっとハッピー。
そんな【四方】よし、の形を目指します。

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※CSRにかかる作業時間が多い、費用負担が大きい、自社へのプラス効果がないなど、長期継続が難しい事は、企業のCSR活動として望ましくないと考えています。

プラス面:2013年に届いたユーズド・ヘアアクセは約4400個。一人平均3点送ってこられます。活動参加者数は1520人、500円クーポン発行額は、複数サイト合計で、1520人×500円で76万円。このクーポンを元にして生まれる売上は小さくありません。新規のお客様が多いのも特徴の一つです。活動によるリトルムーンの認知度アップや、スタッフのモチベーションアップ効果もあります。

コスト面:一人の担当者が、送って頂いたヘアアクセをある程度まとめて開封し、参加者様への連絡とクーポン発行を行います。かかる時間は一週間で数時間程度。そして数ヶ月に一度NGO等に送る前に、数時間で仕分けしています(慣れてスピードがあがりました)。クーポン発行はネットショップの機能を使っているのでコストはほぼかかりません。現時点のコストで大きいものは、カンボジアへの渡航・滞在費約16万円です。

クーポン詳細:


行動あるのみ!

カンボジアへは、自らのツアーを立ち上げて。

毎日エデュケーションさんのご協力を得て、
カンボジアへのスタディー・ツアーを作って頂きました。

Facebookやメルマガを通じて参加メンバーを募り、
9名でカンボジアへ!

そして、カンボジアの子供たちに会いに!


貧困地域の小学校や孤児院を訪問し、

ユーズドヘアアクセを使っての少女達へのヘアアレンジ以外にも
一緒に体を動かしたり工作・折り紙をしたり、
日本の歌を歌ったり、授業をさせて頂いたりしました。



子供達のキラキラ笑顔が可愛くて、今も忘れられません。





訪問先に去年と同じ小学校が一校あり、私を覚えてくれていた
少女がいました(画像左)。通訳の方いわく今も去年のヘアアクセ
を大切にしているとのこと。そっと手を握りにきてくれて感激・・。





経営者として、一人の人間として、母として。学び多き旅。




2013年夏の楽天ドリームでは、仲山学長との対談でリトルムーンのCSRについて一部触れています(^.^) 。海外ボランティアで渡航される方のご好意で、ヘアアクセを託したりも。




CSRの勉強会に参加したり、文美月が自社の取り組みを講演で発表するなど、活動の認知度アップ、参加者の募集を行っています。





今年は、アフガニスタンからも写真が届きました。

タリバンの石仏破壊で有名なバーミヤン。ヘアアクセをつけて、はにかんだ少女たちの表情が印象的です。





国連(現ユニセフ勤務)の友人からのメール

「アフガニスタン=イスラム教の国では女性はスカーフで髪の毛を隠さないといけないけれど、

やっぱり女の子はおしゃれをしたいのはどこも同じ。
彼女たちのスカーフの下にはリトルムーンのヘアアクセ。とってもシャイな女の子たちだけど、

内心はとっても嬉しいんだと思う。

だって、あんなにキレイなヘアアクセなんて、バーミヤンでは見たことないと思うよ。

彼女たちに代わってありがと~!

あ、近所の男の子たちも興味津々だったので、そんな男の子たちの写真も送っています。」


友人からのメール(続き)

「バーミヤンはアフガニスタンの中では比較的平和な方で、

おかげで私も出張に行っても市内だったら防弾車に乗らないことがほとんどだし、

芋畑の中を歩きまわれたりするのよね(バーミヤンはじゃがいもの産地として有名)。

タリバン勢力はじりじりとバーミヤンにも迫っていて、バーミヤン州の州境は危険で、

カブールからバーミヤンへの道路での移動は禁止されています。

タリバンのチェックポイントとかあって、そこで誘拐されたり、殺されたりすることがあるみたい。

そういうわけで外国人の移動は空路だけだし、バーミヤンの中では(アフガンどこでもそうなんだけど)産業もないし、

山ほど採れたじゃがいもをマーケットまで搬送する手段も限られているので、非常に貧しい状況。

それでも、バーミヤンは比較的緑も多く、山の雪解け水もあったりするので、

ほかの州に比べるとまだ資源では恵まれている方なのかも。

さらにバーミヤンは、タリバンに破壊された仏像跡があって(世界遺産)、

遠い道のりだけれど、観光業で盛り上げようとがんばっています・・・。」

 

 

お客様からレビューやお手紙にも
スタッフ一同、元気を頂いています。

(レビュー・手紙ともに、2013~2014年のもの)

「500円クーポンは不要です」と書いて下さる方も。もちろん弊店からは
発行させて頂くのですが、活動に共感して下さっている事が嬉しいです。

【参考】2009年から2014年までの経緯。一歩、一歩・・。

●第一フェーズ:2009年。リトルムーンに一体何ができるだろうか。

本業を活かして何か社会貢献活動が出来ないかと、模索していた時期。ヘアアクセの累計販売数増加(400万個超)に伴い、それ相応の責任が社会に対してあるのでは感じていた。明確な答えは得られなかったが、じっとしていても仕方ないので、まずは、ラオスとカンボジア少女への奨学支援を始めてみた。すると幸いな事に、ラオスの奨学生に直接会えるという旅に参加できる事になった。リトルムーンのサンプル品・アウトレット品が何か役に立つかもしれないと思い、持参する事にした。


●第ニフェーズ:2010年。ラオスを訪問して気づいた。

ラオスの現地の子供達の様子や国の状況について理解出来た、実りある旅だった。可愛くなって嬉しいのは、万国共通!これならリトルムーンでも役に立てる!それが分かった事が何よりも大きかったと思う。
ただ、自社ヘアアアクセを寄贈後にはじめて気づいたことが。「このままだと会社の自己満足になる。しかも単発だから、これでは続かない。関心のある方々やお客様を巻き込んで、みんなで一緒に行うプロジェクトにしてはどうだろう。」

●第三フェーズ:2010年~2011年。そうだ、みんなの気持ちをつなげよう。

現在のヘアアクセ回収&途上国寄贈の原型を作る。誰もムリしすぎない、でもみんなのココロがぽっと温かくなる。そんな形を、ネットショップの利点を活かせる仕組みで、作ってみた。具体的には、ユーズドヘアアクセ回収のご協力者さまには、リトルムーンまでの送料負担をお願いし、リトルムーンは寄贈にかかる手間と費用を負担。そして、ご協力者にリトルムーンのECサイトで使えるお買い物クーポン500円を発行した。

●第四フェーズ:2012年。回収点数の増加と、寄贈について思うこと。

3年目で4,000個の回収点数となり、一カ国当たりの寄贈数が大きくなった。一つ一つのご協力者さんの温かい気持ちが、数の多さの前にかき消され、どかっと大量に寄贈されてしまう危険性が。「これは、上から目線の“施し”に近づいていないだろうか。途上国の少女たちは、物乞いではない。もちろん活動をしないよりやった方がいいが、もっと数が増えてもこの形でいいのだろうか?」

●第五フェーズ:2013年。さらに一歩進んだ仕組みを作る。
単なる寄贈だけではなく、一歩進めた形へ。カンボジアの雇用促進と奨学支援の仕組み作り。

●第六フェーズ:2014年。活動を大きくする時期がきた。
奨学支援の流れを太くできれば、ある意味すべてが自然に回る。日本で一万個の回収を目指すべく、積極的に告知をしていく。

 

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